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まち子のお日記ナンバー6(国民傘)

先日、素敵なお姉様の大矢さんから連絡をいただき、ザ スズナリに『国民傘』(作/演出 岩松了 制作/プロデューサー 大矢亜由美
というお芝居を見にいってきました!

戦争というテーマで3つの物語が交差するお話です。
正直、戦争?重〜い話かな?っと勝手に思い覚悟して席につきました。
バカな私は電車に乗り遅れ、15分ほどおくれてしまいましたが、
すぐにお 話の中に入る事ができました。

最初は、戦争イコール少し昔の時代設定っと思っていたのですが、スタイリッシュな役者さんからくる視覚や、(美しい俳優さん達)
物語から物語に映る言葉の魅力?罠?
3つの物語が錯誤していても1本のロープが円を描いているような安心感もあり、途中からいつの時代の戦争なのかという考えは無くなり、
現実の自分(私)の日常にも 重なる戦争の破片を見つける事が出来ました。
そして、それからは舞台と客席の距離を忘れてしまいそうになるぐらい役者さんの言葉もスラスラ頭に入り、なんとも気持ち良かったです。
この舞台に登場してくる人達のほとんどが(小間使いの少女以外)善と悪という単純には切り離せない、どちらでもない人格設定が 逆に私には リアルな人間として感じられました。
舞台が終わってすぐに、隣に座っていた年パイ女性の二人組が『難しい~』っとため息をつかれていましたが、私は全く難しいとは思いませんでした。
『国民傘』は 人が生きている中で 切り離せない矛盾を感じさせてもらえる、身近な舞台に思えました。  家の居間で、お化粧もせず、 舞台という映画を見ているかの様に。。
今まで見た舞台の中でもかなり、私は良かったです(*^_^*)
なによりも、この舞台を見ていて、私自身に対する発見がありました。
(どんな発見だったかは、この舞台を見た方にだけに、お店でお話しますです。キャハン)
舞台に興味のあられる方はぜひ、見に行ってほしいです。
(ひょっとしたら、まだ席はあるかもしれません。。わかりませんが。。)